M5StickCで電波時計が受信できないところでも時刻合わせできる様にする

ESP32
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初めに

電波時計、時刻合わせが要らないので便利ですよね。
私の家でも電波時計を使っています。

引越ししたら電波を受信しなくなった

電波時計は便利なのですが、電波を受信できないとその効果を発揮しません。
私の場合、引越しを機に電波を受信しなくなってしまい、時刻が狂う様になってきてしまいました。
窓ぎわであれば受信するのですが、時刻合わせのたびに窓際に持って行くのは非効率です。

電波時計の電波を家の中に引き込むにはどうすれば?

時刻合わせは面倒くさいので、どうにかして改善したいです。
ということで、どのような手段があるのか調べてみました。
電波時計の送信機というものが Amazon に売っている模様・・・。

共立電子産業 AC同期式時刻送信機 P18-NTPAC

https://www.amazon.co.jp/dp/B084Q4DJFB/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_GTTNAHKNPQ79RYSR8139

ケイシーズ GPS式電波時計用リピータKEISEEDS P18-NTPGR

https://www.amazon.co.jp/dp/B07B4YFFJL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_XN57TNQ96MJD3M9HCTQQ

電波時計信号送信機能付き時計(白) P18-NTPLR

https://www.amazon.co.jp/dp/B00T03OIE2/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_M6PQCHAJQG8HRYF7H7CD?_encoding=UTF8&psc=1

・・・どれも高いですね。
正確な時刻になるのは魅力的ですが、値段が高いので「そこまでしなくても良いかな・・」と思っていました。

ラズパイとかで代用できるんじゃね?

もしかして、ちょっと工作すれば代用できるんじゃないか?と思い、いつもお世話になっているスイッチサイエンスさんで探してみました。

SwitchScience
スイッチサイエンス

そうしたらそのものズバリなものが出てきました。

M5StickC用JJYアンテナ基板

M5StickC用JJYアンテナ基板
電波時計に向けて標準電波JJYを模した信号を発信するためのアンテナです。M5StickC(別売)を直接接続し、至近距離にある電波時計の時刻を合わせます。M5StickC用のJJYシミュレータプログラムはGitHubにあります。

M5Atom Lite/Matrix用JJYアンテナ基板

M5Atom Lite/Matrix用JJYアンテナ基板
電波時計に向けて標準電波JJYを模した信号を発信するためのアンテナです。ATOM MatrixやATOM Lite(別売)を直接接続し、至近距離にある電波時計の時刻を合わせます。JJYシミュレータプログラムはGitHubにあります。

M5というものと組み合わせて使うそうです。
執筆時点で M5StickC は在庫限りとのことでした。

M5StickC

M5StickC--販売終了
ESP32-PICOを搭載したスティック型のM5Stackです。ポータブルで使いやすいオープンソースのIoT開発基板で、プロトタイプを素早く作ることができます。メイン写真は技適取得前の画像、実際はTelec表示があります。

ATOM Lite

ATOM Lite
サイズがわずか24 x 24 mmの、M5Stackシリーズ開発モジュールです。ESP32-PICOを搭載し、スマートホームデバイスや、小型のおもちゃへの組み込みに適しています。

ATOM Matrix

ATOM Matrix
サイズがわずか24 x 24 mmの、M5Stackシリーズ開発モジュールです。ESP32-PICOを搭載し、上面に5 x 5 RGBマトリックスLEDを備えています。スマートホームデバイスや、小型のおもちゃへの組み込みに適しています。

基盤とM5本体を両方購入しても5,000円あればお釣りが来そうです。
この値段なら・・ということで早速購入しました。
私が購入したときは M5StickC 用のみでしたので、M5StickCとアンテナ基盤を購入しました。

届いたら早速制作

ものが届いたら早速制作に取り掛かります。

スイッチサイエンスさんのページに記載されている資料の手順の通りにセットアップすれば問題なく書き込みができました。

動作確認

プログラムを書き込んだら電波時計の側で動かして受信を待てば良いです。
電波は弱いので、時計と近づけないと動作しません。

課題

  • 電子レンジのそばで使うとWiFi 接続が切れて再接続しない。手動で再起動が必要になってしまう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
少ない投資で電波時計を合わせる仕組みを作ることができました。

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